明治40年6月、旧福井藩主松平康荘侯爵は藩祖結城秀康公の300年祭記念行事として、下馬門内(現福井放送会館付近)に図書館を建設し、これを福井市に寄付することとし、翌41年3月図書館竣工に伴い、松平家より藩校蔵書が福井市に寄贈されました。
これらの蔵書のうち、現在に伝わる国書7,332冊・漢籍7,444冊・英書325冊・蘭書33冊・・・計15,134冊よりなる古書群を「越國文庫」と福井市図書館では称しています。
越國文庫の資料は福井県文書館デジタルアーカイブ福井で検索できます。英書は一部のみ。
国書・漢籍については、デジタルアーカイブ福井または長澤規矩也氏編纂『和漢古書分類目録』福井市立図書館 昭和54年に掲載しています。
国書は国文学研究資料館の国書データベースでも検索できます。「福井市図」と表示されます。